2021/04/06

家を長持ちさせるためには

マイホームを持つことが夢だと考えている方は多いと思います。
また現在すでにマイホームを購入し、夢のマイホーム生活を叶えている方もいるでしょう。

せっかく購入したマイホームなら、キレイな状態で長く過ごしたいですよね。
ですが家は年月と共にどうしても劣化してしまいます。

家の劣化にはいくつか種類があります。
なのでどのような劣化があるのか、どのような対策方法があるのかを紹介していきますね。

マイホームは賃貸と違い、自分自身ですべてを管理しないといけないので、マイホームの劣化を防いで長持ちさせるように意識していきましょう。

天候による影響での劣化

家は雨風などの天候の被害を直接受けてしまいます。

例えば雨はただの水ではなく、砂ぼこりが混じった水が落ちてくるものなので、家が雨に当たるだけでも汚れがついてしまいます。

車でも雨に濡れるとすぐに汚れがついてしまいますよね。
そのように、家も日々雨を浴び続けることでどんどん汚れていってしまいます。

また風も砂ぼこりなどの汚れを運んでくるので、家が汚れる原因となります。
毎年冬になると雪が降るという地域では、雪による影響でも家が劣化します。

このように天候の影響を直接受けてしまう家は日に日に汚れも溜まりますし、劣化も進みます。

また天候による湿気でカビが発生することもあります。

例えば梅雨の時期だったり、夏の時期は湿気が多いですよね。
湿気が多い季節はカビが発生しやすく、家にカビが発生することで当然劣化も進んでしまいます。

また梅雨の時期や夏の時期以外でも、冬の結露によってもカビが発生します。
冬は家で暖房器具を使うため、家の中の気温が高くなり、外との気温差で結露が発生します。

壁や床に発生したカビを放置しておくと、目に見える部分だけではなく、断熱材などの中にまでカビが増えてしまうことになり、建物の劣化が進んでしまいます。

汚れに関しても、カビに関しても、こまめな手入れが必要になります。
窓や家周りをキレイにしたり、カビが発生しないように除湿したりするといいでしょう。

そういった意味では、空き家はどんどん劣化が進んでしまいます。
空き家と聞くとボロボロになった家を想像しませんか?

このように、家は手をかけずに放置してしまうとどんどん劣化が進んでいくものなのです。

大きな建物でも定期的にメンテナンスをしたり、小まめに掃除を行っていますが、それはすべて建物の寿命を延ばすためです。

なので念願だったマイホームを手に入れたら、手をかけてあげるようにしてくださいね。

白アリの被害による劣化

白アリは家の寿命を奪ってしまう1番の害虫です。
湿った木材や土の中が大好きで、そこに巣の代わりにして生息します。

白アリは湿った木材や腐った木材、また繊維類が大好物なので、それらをエサにして食べてしまいます。

家の中では屋根や外壁だけでなく、屋根裏や床下も湿気が溜まりやすく木材が湿りやすいですし、浴槽や洗面所、トイレなどの水回りにも湿気が溜まりやすいので、白アリのエサとなる湿った木材ができてしまう可能性が高いです。

白アリは季節問わずに活発に動くため、冬の間でも活動します。
生命力が高い害虫なので、放っておくとあっという間に家が侵食されてしまいます。

白アリは乾燥した木材は食べないので、湿ったり腐った木材がないか、白アリはいないかを定期的にチェックしておくといいでしょう。

もし白アリを放置してしまうと、どんどん家の木材が食べられてしまい、もろくなり、最悪の場合は家が倒壊してしまう危険もあります。

家を建築するときに専門業者に頼んで白アリの予防加工を依頼することもできます。
また定期的に白アリがいないかをチェックしてもらうのもいいでしょう。

白アリは自分で殺虫剤などで駆除しても、駆除しきれない可能性があります。
なので専門の業者に駆除をお願いするのが確実でしょう。

マイホームを建てるときのポイント

マイホームの劣化を抑えるために、また少しでも長持ちをさせるためには、マイホームを建てるときから良い家を建てておくといいでしょう。

良い家とは、リスクに対する対策がしっかりできている家ということです。

まずは「耐候」

天候による被害を受けにくい建物を建てるようにしましょう。

例えば夏の暑さを遮断してくれるものや、冬の寒さを防ぐために保温性のあるもの、また台風などの悪天候にも耐えられる家を選ぶようにしましょう。

次に「耐震」

日本は非常に地震の多い国ですので、耐震強度が高いものを選択するといいでしょう。
地震に強い家を作ることで地震による被害も防げますし、倒壊のリスクも減らせます。

ご自宅のシーリング材は古くなっていませんか?

弾力性が持ち味で伸縮することで建物を守ってくれるシーリング材の寿命は5年程度と言われています。

因みにシーリング材は耐震の役目を果たすほか、雨水の侵入を防ぐ役割も担う要素ですので一番にチェックしてみてくださいね。

最後に「耐久」

耐久性の高い建材を使って建てることで、当然家の寿命は長くなります。

これは建築業者の腕も大事になっていて、丁寧に建築をしてくれる建築業者に頼むことで質の良い家で暮らすことができます。

これらのポイントを意識して家を建てるとなると、やはり費用はかかってきます。
ですがこれから長い目を見れば、少し値が張ってでも質の良い家を建てるほうが賢明でしょう。

これから先、どのような自然災害に見舞われるかわかりません。
その時のために備えておくのは正しい判断だと思います。

また現在は新型コロナウイルスの流行により、家で過ごす方が増えているかと思います。
家で快適に過ごすためにも、質の良い家を建てることが1番だと思います。

家の寿命を延ばすためには外壁工事を

外壁工事は、家の外観をキレイにしたり、色を変えて気分転換をするためだけのものではありません。

外壁工事をすることで家の劣化を防ぎ、寿命を延ばすことができるのです。

劣化した外壁はひびが入ったり、塗装が剥げたり、汚れが目立ったりします。

そのまま放置しておくと、ひびの間や塗装が剥げた箇所から、太陽からの紫外線や雨などによって劣化が進み、さらに外壁が崩れやすくなります。

外観を定期的にメンテナンスをすることで、外観をキレイにするだけではなく、家の寿命を延ばしましょう。

外壁の劣化はどのように判断するのか?

まず1つ目は「チョーキング」です。

外壁を指でこすってみて、もし指に白い粉のようなものがついたら、外壁が劣化しているサインとなります。

見た目では劣化がわからない場合でも、このチョーキングの状態になってしまっていたら、外壁工事を考えるといいでしょう。

2つ目は「外壁のひび割れ」です。

外壁にひび割れが発生している場合は明らかに劣化が進んでいるサインです。

ひび割れは見た目にも悪いですし、もしかすると表面だけではなく、中の素材までひび割れている可能性もありますので、外壁工事を考えたほうがいいでしょう。

3つ目は「外壁の剥がれ」です。

外壁は劣化をすると塗装が浮いてきて剥がれてしまいます。

もし剥がれている箇所が見つかったら、劣化が進んでいる証拠なので、外壁工事を考えたほうがいいでしょう。

また剥がれと似たような現象ですが、外壁が膨れたように浮いてしまうこともあります。
このふくれは放置すると剥がれてしまうので、早めに外壁工事を考えるといいでしょう。

外壁工事の業者選びにお困りの方は、ぜひ【Aqua Tech】をご利用ください。

多くの実績があり、スピーディーな対応と質の高い仕事をモットーにしております。
建物を長持ちさせることに重きを置いて作業いたしますので、期待にお答えできるかと思います。